修復的対話に抱く疑問・・・

9月の修復的対話講座へ参加された方々から寄せられた感想です。感謝してご紹介させていただきます。
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RJに関しては長らく関心を抱きつつも、疑問が生じていました。
被害側の思いはどうだろうか、本当に安心な対話の場を設けられるのだろうか、技法的なものになってしまうのでは、等々。
しかし研修を通しRJの大きな世界観に触れる過程で、関係構築や修復が難しいことは重々分かっていながらも「こうありたい」という願いも含めたものであるのではとの思いに至りました。
まだまだ言語化できるほど知識も理解も不足していますが、引き続き学んでいきたいと切に思っています。
実際にサークル体験をできたことからの気づきも大きかったです。
私は子どもの頃に友人から「○○ちゃんは秘密主義やね。」とよく言われていました。
お喋りで、たわいもないことはペラペラとよく話します。友だちからの相談にもよくのっていました。
しかしよほど安心な場でない限り、自分のことはあまり話さなかったように思います。
大人になってもその傾向は続き、今回の研修も初対面の方との対話に少々不安も抱いていました。
ですが皆さんと寝食を共にしながら共に学ぶ過程で、各々の言葉を大切に受け止めてもらえそうな空気を感じました。異なる意見であっても尊重してもらえるのではという安心感が生じました。
実際に自分が経験することで、その心地よさを周囲にも伝えていければとの思いが高まりました。
まずは私が仕事で関わっている子どもたちや、学校の先生たちとサークルができればなと考えています。
少々はずかしいですが、家族ともやってみようかな…と。
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月曜日の大学の授業で、早速RJサークルをやってみました。
大きな階段教室でしたが、スペースをみつけて、4つに分けて、トーキングピースを使いながら5つの質問を考えてやってみました。
上手くいかなかったらやめてもいいかな、と気楽にやったのですが、想像以上に学生の満足度が高く、トーキングピースを持って話す安心感や、通常のグループワークとは違う対話という実感を持ったようで、毎週続けて行くことにしました。
まだまだ未熟ですが、研修で学んだことを活かしていきたいと思います。