話を聴くということがどれほど難しく、尊く、大切なことなのか

10月の修復的対話研修に参加された方からお寄せ頂いたご感想です。感謝してご紹介します。
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どのような言葉で表すといいかと研修後数日が経った今、考えています。
翌日からいつもの現場に戻り、かかわっている子どもさんやその周りの大人たちの話を直接、間接的にすでにたくさん聴いた。そのことででてくる感情や考えること、出す言葉に新たな変化が生まれてきているのを感じます。
コンファレンスとサークルをその形そのままにすることだけではなく、あらゆる場面で活用できることを理解できた今回の研修。
対人援助職として働き始めて20年以上がたち、子どもの最善の利益をと考えてきた自分ではありますが、研修では支援のあり方について再構築されたような気がします。話を聴くということがどれほど難しく、尊く、大切なことなのか、安心して話せるということが人に及ぼす影響や尊重するということを理論と実際のグループワークで体感し、そばで見守ってくださっている山下先生の全身から醸し出されるあたたかくやわらかいモノに包まれて過ごした日々。日頃は心の奥底に押し込めている言葉を出すこともあり、そのことは仕事に向かう姿勢の再確認でもありました。
そして何より樹々に囲まれ、自然の中で偶然で必然な出会いとなった仲間方々と一緒に過ごす時間がとても貴重でした。来年度はソーシャルワーク論の方で参加しようと決めていて、その時には大親友と日程を合わせて参加したいと思っています。
山下先生への感謝はもちろんですが、参加者が心地よく過ごすためにご尽力いただいたすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、どうか多くの皆様にこのすてきな研修が届くことを願います。