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多様性の包摂という社会風土の醸成に貢献することができたら幸せだなあ

5月の研修に参加された方の感想をご紹介します。心理の分野で活躍され、現在は福祉を学び、さらに修復的対話の価値へと導かれ、コスモス村へ学びに来られた方です。

福祉の世界に入って感じたそこはかとない『ある種の楽観性と開放性』・・・という言葉に、新鮮な響きを感じ、大切にしたい感覚だなと感じました。感謝してご紹介します。

 

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コスモス村での三日間は、過去を振りかえり、今ここを感じ、そして未来に思いを馳せる、またとない機会となりました。RJの理念ももちろんですが、山下先生の在り方(Being)に学ぶところが大きい三日間でした。あらためて感謝申し上げます。

 

 

目下、福祉の枠組みにおける対話の可能性にときめいております。過去10年ほどの心理分野の活動では、心理相談やエンカウンターワークショップ、ACのセルフヘルプグループ、不登校の子どもとのアートセラピー、執筆活動による心理教育等を通して、相互理解や共同体感覚の醸成に邁進してきたつもりでした。しかし心理療法では、個人の内界における対立や分断、解離や排除に対していくらかの統合を生み出すことはできても、個人の外界、つまり社会に対するベクトルについては、具体的に橋を架けることができずにいました。(私自身の力量不足、社会的資源とのつながり不足によるところが大)

 

 

そのもどかしさから5年前に無我夢中で社会福祉の門を叩いたわけですが、当時の私を駆り立てた直観が、この5月のコスモス村と山下英三郎先生とRJへと通じていようとは想像もつかないことでした。そう思えるほど、このたびの学びは、私自身が長いこと抱えていた課題と現実的・具体的手法とが符号する体験となりました。

 

 

RJは、個人だけでなく社会構造の在り方に対して静かに働きかける視点を内包しているように感じます。その理念は脈々と社会の中に息づいていたのに、私自身は今、出会うことになった。それもまた必然と感じています。おそらく準備がととのった最もよきタイミングで出会いは起こるはずですから、このご縁を実り多き実践につなげていくのが自然な流れと感じています。それぞれの現場でRJを実践する仲間と出会いつづけ、実践の輪をひろげ、多様性の包摂という社会風土の醸成に貢献することができたら幸せだなあと、妄想はどこまでも広がります。

 

 

福祉の世界に入って感じたそこはかとない『ある種の楽観性と開放性』に救われ、導かれ、RJと出会えた奇跡を、奇跡のままで終わらせないように。日々、自分自身の心身をととのえつつ精進して参ります。また近々、お会いできることを楽しみにしています。