いつも一番弱いひとの味方に

引き続き、2月に行われた「ソーシャルワーク基礎研修講座」を受講された皆さんから感想をお寄せいただきましたのでご紹介します。
<Vol.2>

何事においても“基礎”が大切!ということは言われますが、では、何をその“基礎”とするのか…。
例えば、日本でSSWが広がってきている…としたら、それはとても喜ばしいことですが、しかし、そのソーシャルワークが何を最も大切にしたものであるのか。それによっては、かえって子どもたちを苦しめてしまうものになってしまうのではという危機感さえ覚えました。
極端なようですがソーシャルワークに関わる方は少なくとも一度は、いや、必ず山下先生が伝えてくださるソーシャルワークの忘れてはならない大切なことを、基盤を、学んでほしいと心から強く思いました。
そして、そうすることで恐らく、子ども(ひと)とソーシャルワーカー両者にとって、しあわせなソーシャルワークができることになると思いました。

いつも一番弱いひとの味方に。
子どもたちへの片想い。
…講義の中で胸に残るキーワードがたくさんありますが、山下先生のお話しにはいつも子どもたちやひとに対する思いや心がありました。
講義を受けていて思わず涙が出てくることが何度もありました。
あ!そこなんだな。それを頭だけでなく心で感じ取りつつソーシャルワークを学ぶ機会がこれまでにあったかなと思いました。
本やテキストだけでは決してわからないソーシャルワークの本質がコスモス村にはあるように思いました。
偶然集まった皆さんとそれを共有できたことはそこにまた新しい価値を与えてくれました。
大勢で一斉に聴く講義ではなく、受講者5人という人数で作り出された場、また、その出会いは私にとって宝物でした。

皆さんと共に、山下先生の講義をじっくり聴けるだけでももうたまらないしあわせでしたが、もう帰りたくない…と思うほど心のこもったおいしいご飯、いくつも選べるジャム、皆さんと行く温泉、星空観察、お出掛け、皆さんとの語り合い、クリス村長とのふれあい。こんな素敵な研修あるだろうかと思いました。

どうかどうか一人でも多くの方にコスモス村へ行って、学び合い、過ごしてほしいと願わずにはいられません。
そしてまた自分も、大切なことを確かめに、またそれを真に自分の柱とできるようコスモス村に帰りたいです。