1月に行われた修復的対話講座に参加された方より、ご感想をお寄せいただきましたので、ご紹介します。<vol.1>
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「方法論ではなく精神性や哲学を引き継ぐ」
「1人でも変えられたら世界を変えたということ」
など、山下先生のエッセンスとともに、実際にその空気感に触れられたことが1番の収穫です。また、各地で活動する参加者の皆さんと過ごせたことも刺激的でした。
小さくても、今の自分ができる一歩をまずは踏み出そう!と、サークルを実践する後押しをしてもらえた気持ちです。
いつからか人と話す時に色々考えてしまい、言葉を呑み込んでしまうくせがついてきた。慎重だと言えばそれまでだが、自分をよく見せたい欲が働いているせいかもしれない。お話が上手な人が羨ましく、その才能を盗めるもんなら盗みたい。そんな自分が人を相手にする仕事に向いているのかななんて日々思ったりする。
そんな中、RJサークルでは自然体の自分で話すことができた。参加したメンバーに恵まれたことはもちろんだが、評価や非難を気にせずに話せるということはとても居心地のよい経験だった。それとともにRJの価値観に触れていくことで「自分が素敵な人間になっていく」ような錯覚(?)も起きた。何より、これなら自分でもできるかもと思ったのは大きな自信になった。
私がいるところは3・11被災の傷から町の再建、家族・地域の絆を目指して頑張ってきた。この間、この街ならではの落ち着きを取り戻しつつ、一方で家庭内の問題が増えてきたような気がする。家族関係に沿岸特有の気質が働いているかもという見方もあるが、そのしわ寄せが子どもに及んでいることは間違いない。夫婦、親子、友達、同僚、、間で会話が薄れてきたことをしみじみと実感している中、RJサークルの体験は、大切な手がかりを見つけたような気がする。