10月の研修を終えて…

先週末、10月のソーシャルワーク基礎研修講座を無事終えることができました。交通機関が混乱した中での開催だったので、今とてもホッしています。以下、代表の山下よりご報告です。

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このところ、日ごとに木々の色が移ろっていっており、クリスとの散歩の道すがら変化の速さに驚くことがある。だが、このところの天候のために、紅葉の鮮やかさももうひとつ冴えがない気がする。

爽やかな秋の青空を待ち望んでいるのだが、無情にも週末には再び台風襲来の予報だ。また新たに被害が増えることを想像すると、気持ちがさらに重くなってしまう。何とか、列島直撃は勘弁してほしいと懇願している。

10月のコスモス村研修を昨日終えた。こちらも台風19号の余波を受けて、首都圏からわが家に至る交通網が遮断されていたため、前日までどう対応すべきか右往左往していた。研修当日になって、中央本線が変則ながら復旧したため、参加を希望する人がいる限りは実施することを決めたという経緯があった。

どうしてもキャンセルせざるをえない人もいたが、九州からの参加や、首都圏から静岡へ迂回して参加した人などがいて、いつもながら皆さんの意欲には圧倒され、そして敬服しないではいられない。

開始時間が大幅に遅れたために、予定していた内容をカバーするために息抜きの時間を十分にとれず、椅子に座っている時間が長くなった。そのために疲れもあったことかと思うが、いつもながらの対話型の研修は、参加者相互の活発な交流がなされお互いを触発する機会となったことは間違いないだろう。

加えて、癒やし犬クリスの存在と、周囲の木々、また調理ボランティアの方たちの心のこもった食事は、多かれ少なかれ台風の影響を受けたそれぞれの参加者の人たちに、新たなエネルギーを感受してもらうことができたことと思う。