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心に灯った小さいがあたたかいろうそくの灯

8月ソーシャルワーク基礎研修講座を受講した方々よりお寄せいただいた感想です。読むだけでも学びが得られる感覚です。感謝してご紹介させていただきます。

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研修受講後、心に残り続けているものがあることに気づいた。それは、「心に灯った小さいがあたたかいろうそくの灯」のようなものである。このような印象を持つ研修は、はじめてであり、求めていたものであった。

ソーシャルワークの「価値」について。人間尊重、権利、可能性…。分かった気になってしまっていた傲慢さにいつも気付かされるものだ。葛藤やゆらぎが大切だと言われているが、自分は恥ずかしながら価値から微妙にズレた場所で無駄に葛藤してしまっていたものもあったのではないか。誰かに答えを教えてもらわずとも、価値に立ちかえるだけで、解消される悩みもある。いつも価値と共にあることによって、当事者の最善の利益につながるための質の高い葛藤をしていきたいと思った。

感じた印象「他者への敬意、対等、平等、感性、信頼、謙虚、感謝、家族、肯定、ニュートラル、自然、距離感、文化、ただいること、ほほえみ、全てを受け入れる、弱い部分も大切に、欲や傲慢や害のなさ、出会・意味・機会・空気・場による力、解放、居場所・つながり、寛容、あいまい、安心、癒し、他者の問題を取らずに見守ること、沈黙、対話・語り、遊び、ドラマ、チャンス、タイミング、人生を楽しむこと、自分の状態を良い状態に保つこと、アドバイスよりもただ聴く、世界や視点の広さ、心の余裕、それでも絶対にブレないところがあること…。」

それは、ソーシャルワークの価値に基づいて試行錯誤しながら行き着くことのできる姿勢や雰囲気なのであろうか。実際に来て感じなければ分からなかったものである。頭では、そのようなものを目指したかったが、自分ではまだまだ体現はできていなかったもの。まずは、その場の空気を吸い、自分や他の受講生がそのように接してもらえることで、感じたり観察し、少しヒントをもらえた気がする。子どもたちが大人のロールモデルを見つけることも大切であるが、大人・ソーシャルワーカー自身がロールモデルを心に刻み、それに近づくために努力し続けることも大切であると痛感した。