1月の「修復的対話講座」へ参加された山本さん(東京都)よりご感想をいただきました。「先生ならではの伝えかたそのものがSWの体現されたもの」であり、改めて、ここでしか触れることのできない空間であるとの思いに至ります。
感謝してご紹介させていただきます。
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🔷コスモス村の研修を終えて
研修中はひとえに先生の心のこもった、さりげない配慮と思いやりのあるおもてなしに感謝しておりました。そしてRJ の体系を基礎から積み上げていく作業は知的な揺らぎであり、古の調和の知恵が今とこれからに重なり活きる大いなる価値であることを知りました。少人数の研修ならではの密な充実感も楽しかったです。
先生は資料に沿って話されながらも、ぼくらが日頃の体験から質問させていただくと、そのたび丁寧に聴かれ、頷き、言葉で置き換えられ、共感をもって返してくださいました。そしてそれら体験や感情の一部を共有もしてくださっていました。
その進め方の心配りにぼくらは安心感をもち、多分に自分を出すようになり、やや高ぶり、有用感や自尊心が微更新されて、日頃もて余し気味な情動の毒性!?も自ずと薄らいでいくようでした。
RJサークルやコンファレンスを体験していくと、そのうち自分の昔に向き合ったり、サークルしている人たちへの尊重感が生まれ、大切な共振する存在となり…、いつのまにか日常の情動から開放されて集中していました。
また研修中は楽しい気分転換も休息もあり、遠望できる大自然にもふれてきました。音楽も聴きクリスもいて、就寝前に静かに語り合うひとときもありました。ノンバーバルな信頼関係の中で、自分でゆっくり情動を鎮め、徐々に調律するようになり調和にたどり着く・・・そのような体験を研修全体を通してさせていただいたように思います。
楽器をチューニングする時はゆっくりと丁寧に行いますが、同様に情動調律する時もゆっくり丁寧に行い、まずは自分を良い状態にして、それから人のそばにいて始まる社会福祉の仕事を続けていきたいと思います。
夏にはこれまでの研修修了生の再会交流企画もあるとお聞きしました。先生お勧めの映画も観られるとのこと、今からとても楽しみにしています。クリスにも会いたいです。