11月修復的対話研修感想 Vol.1

11月の「修復的対話」講座へ参加された池田さん(長野県)より、講座に関するご感想をお寄せいただきました。感謝してご紹介いたします。

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コスモス村はスクールソーシャルワーカーの日本での草分けの山下英三郎さんが立ち上げられて、私は夏にもソーシャルワークの研修会に参加しましたが、今年中に修復的対話も学びたい!と思って、楽しみにしていました。

修復的対話は、対立が起きたり、人間関係が綻びたり、こじれたりした時に、加害者、被害者、家族、地域の関係者や施設職員などが一堂に会して、輪になり、対話を通じて、人間関係の修復を図る技法。

だいたいソーシャルワーカーが力を発揮しなくちゃならない場面は、何らかの危機的場面でもあるので、その危機を見過ごしたり、なかったことにしたり、なあなあにするんじゃなくて、危機的場面に果敢に直面して、相互の対話を促しながら、物事にケリをつけていくことは大事。

そういう手法を学びに行ったというわけです。

夏のソーシャルワーク講座もよかったけれど、先輩ソーシャルワーカーが実践の中で紡ぎあげてきたワザを学べるというのは、充実度が大きい。

ちょうど今、社会福祉士の国家試験の勉強をしているのだけど、その中で、ソーシャルワーカーの研修に関する出題項目があって、OJTや暗黙知が出てきたのだけど、まさに山下英三郎さんから暗黙知を伝授してもらえる感覚。

日常生活にも十分取り入れられる手法で、対立したり、感情が行き違いになった人の互いの感情を解放して、たいていは不信や怒りが収まれば、妥協点を見出せるんだと思いました。

一緒に学んだメンバーも、スクールソーシャルワーカーを経験していたり、スクールソーシャルワーカーを目指していたり、子ども食堂をなさっていたりで、お聞きする話もそうだよな、と思うことばかり。

そして、いつもめちゃ美味しいご飯を作って下さる玲子さん。
今回も楽しんで美味しく頂きました!