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8月研修のご感想 Vol.3

8月「ソーシャルワーク基礎研修講座」に参加された野口晴美さん(長野県)よりご感想をいただきました。
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8月24~26日は日本社会事業大学名誉教授であり、NPO法人日本スクールソーシャルワーク協会名誉会長、NPO法人修復的対話フォーラム代表でもある山下英三郎先生が主催する、NPO法人コスモス村のソーシャルワーク研修に参加して来ました。全5名の参加者のうち、私以外は皆さん福祉の現場で大ベテランだったり、非常に意義ある活動や運動を最前線でされている方たちで、最初は圧倒されました。
 
 先生の愛犬クリスもほぼ毎回出席していた研修では、その場で聞き流してしまうのがもったいないほどの珠玉の言葉の数々を先生からお聞きしました。
 例えば 
・ 生きてることそのものが可能性 ・ 怒りを表せるのは一つの力
・ 誰とでも協力し、誰とでも戦う ・ 先行く人たち、自助グループが大きな力になる。  中でも私にとって最も印象的だった言葉は ・ 究極の相談援助は、隣に来てしばらく座っていたら、「ありがとうございました」と言って帰っていくもの。 これは存在だけで人を自然とまとめる山下先生でなければ出せない言葉だと思いました。 また職場の中ではマイノリティーな存在として色々頑張ってきた自分としては、 ・ マイノリティーがマイノリティーを支えていく という言葉に心の中で涙しました。

 毎食の食事作りを担当してくださったのは、山下先生とアメリカ時代から数十年来の付き合いの中村さんご夫婦。奥様のれいこさんの作る食事は愛情がこもっていて本当においしい! 大学で美術の先生であるご主人も素敵な方でした。ご夫婦の息子さんの太郎さんから教えられることも多かったです。夜は2晩とも、参加者の一人で事業所所長にしてシンガーソングライターでもある山本さんのミニライブがあり、また2晩目は近くに住む先生の別の友人ご夫妻がいらっしゃったり、皆からのリクエストにより先生もギターの弾き語りを披露してくださったりなど、今回ならではの盛りあがりもありました。

 穏やかだけど確かな存在感の山下先生が作る強力な磁場のもとでは皆、安心して会話もはずみ、温泉に富士見スポット見学、産直見学など盛りだくさんな研修を楽しんでいました。皆小学生のようにあまりにリラックスしてるので(うるさいくらい)3日目の朝食の席で先生が「私、一応、名誉教授ということになっていますが・・・」とおっしゃった時は笑いが起きたくらいでした。
 
 美しいコスモスが咲く富士見町にあるコスモス村は、コスモ(cosmo, 宇宙)のなかでたった一つの貴重な命の可能性について真剣に向き合う場を目指しているように思います。
 個人的に何かとまだまだある日々、今までならへこたれていたようなことが起きたり、言われたり、扱いを受けたとしても、今回の研修の思い出があれば当面の間はコスモス村を基軸として、起き上がりこぼしのように立ちあがれそうな、そんな感じがするのです。